【試乗レビュー】ヒョンデのIONIQ 5(アイオニック5)に試乗「モデル3との違いは?」

テスラ(tesla)
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ホイミン
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みなさんこんにちは!

先日、とあるホテルでアイオニック5の試乗会が開催されていることを知り、当日予約し友人と試乗してきました。
今回はアイオニック5に実際に乗って感じたことを現在所有しているモデル3(RWD)と比べながら書いていきます。

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試乗した車両

今回僕は下から2番目の「IONIQ 5 Voyage」に試乗し乗り味を確かめてみました。

車両名:IONIQ 5 Voyage
バッテリー容量:72.6kWh
メーカー希望小売価格:5,190,000円

IONIQ 5には4つのグレードがあり、バッテリー容量が58kWhで2WDモデルの「IONIQ 5」、バッテリー容量が72.6kWhの「IONIQ 5 Voyage」「IONIQ 5 Lounge」、そしてAWDモデルの「IONIQ 5 Lounge AWD」です。

項目IONIQ 5IONIQ 5 VoyageIONIQ 5 LoungeIONIQ 5 Lounge AWD
駆動方式2WD (RR)2WD (RR)2WD (RR)4WD
バッテリー容量58kWh72.6kWh72.6kWh72.6kWh
車両価格(税抜)4,354,546円4,718,182円4,990,910円5,354,546円
メーカー希望小売価格4,790,000円5,190,000円5,490,000円5,890,000円
hyundai公式HPより
ホイミン
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AWDモデルも試乗できたのですが、売れ筋だと思われるRR車(リアモーター・リアドライブ)に乗せてもらいました。

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外観デザイン

「IONIQ 5」はハッチバックタイプのEVです。外観はなかなかユニークで個性的なデザインです。幾何学的なフォルムは好き嫌いが分かれるところですが、僕は無骨な感じがして好きですね。

前から撮影
後ろから撮影

充電ポートは後ろから見て右側にあります。モデル3と同じで充電ポートを押すと自動で開くタイプです。

19インチアロイホイール&235/55 R19タイヤが標準で装着されています。

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外観サイズ&仕様

外観サイズは4グレートとも同じで「4,635 x 1,890 x 1,645」でモデル3よりも幅で40㎜大きく、全長で60㎜短いです。車幅がやや大きいので狭い場所での駐車が少し大変かもしれません。
最小半径はモデル3とほぼ同じで取り回しは良いとは言えません。

車両重量は1950㎏とモデル3よりも200㎏程度重いです。
ホイールサイズはAWDのみ20インチで他は19インチです。
タイヤは235/55R19のミシュラン「パイロットスポーツ EV」が装着されていました。

分類IONIQ 5IONIQ 5 VoyageIONIQ 5 LoungeIONIQ 5 Lounge AWD
全長 × 全幅 × 全高 (mm)4,635 x 1,890 x 1,6454,635 x 1,890 x 1,6454,635 x 1,890 x 1,6454,635 x 1,890 x 1,645
室内長 × 室内幅 × 室内高 (mm)2,013 x 1,631 x 1,2092,013 x 1,631 x 1,2092,013 x 1,631 x 1,2092,013 x 1,631 x 1,209
ホイールベース (mm)3,0003,0003,0003,000
ホイールトレッド フロント/リヤ (mm)1,638 / 1,6471,638 / 1,6471,638 / 1,6471,628 / 1,637
最低地上高 (mm)160160160160
車両重量 (kg)1,8701,9501,9902,100
乗車定員 (名)5555
トランク積載量 (VDA法に基づく自社測定値)(ℓ)527527527527
フラ ンク[ボンネット側のトランク] (ℓ)57575724
積載長 (mm)1,0161,0161,0161,016
積載高 (mm)809809809809
最大積載幅 (mm)1,2531,2531,2531,253
最小積載幅 (mm)1,0411,0411,0411,041
車両型式ZAA-NE2STDZAA-NE2LRGZAA-NE2LRGZAA-NE4LRG
車両の形状ステーションワゴンステーションワゴンステーションワゴンステーションワゴン
最小回転半径 (m)5.995.995.995.99
最終減速比4.7064.7064.7064.706
トランスミッション1段変速機1段変速機1段変速機1段変速機
サスペンション(フロント / リヤ)マクファーソンストラット式 / マルチリンク式マクファーソンストラット式 / マルチリンク式マクファーソンストラット式 / マルチリンク式マクファーソンストラット式 / マルチリンク式
ブレーキ(フロント / リヤ)ベンチレーテッドディスク式 / ソリッドディスク式ベンチレーテッドディスク式 / ソリッドディスク式ベンチレーテッドディスク式 / ソリッドディスク式ベンチレーテッドディスク式 / ソリッドディスク式
ブレーキ / 回生協調ブレーキアクティブハイドロリックブレーキアクティブハイドロリックブレーキアクティブハイドロリックブレーキアクティブハイドロリックブレーキ
タイヤ / フロント/リヤ235/55R19 / 235/55R19235/55R19 / 235/55R19235/55R19 / 235/55R19255/45R20 /255/45R20
ステアリングラック&ピニオン式 (R-MDPS)ラック&ピニオン式 (R-MDPS)ラック&ピニオン式 (R-MDPS)ラック&ピニオン式 (R-MDPS)
hyundai公式HPより

全長はモデル3よりも短いですが、ホイールベースがモデル3よりも125㎜長い3000㎜あるので室内はとても広く、とくに後席は足を伸ばせるほどの広さです。
IONIQ 5は荷室容量も大きく、5人乗車時の荷室容量は527Lです。モデル3よりも100Lほど大きく、十分な荷室容量があります。

電池性能とモーター出力

僕が試乗した「IONIQ 5 Voyage」の航続距離は一充電走行距離(WLTCモード/自社測定値)で618Km。モデル3(RWD)は565Kmなので、50㎞ほどIONIQ 5のほうが航続距離が長いです。

モデル3の満充電での実際の航続距離は約440㎞なので、「IONIQ 5 Voyage」は490㎞程度走行可能と思われ、仙台⇨東京は途中充電なしで行ける距離です。

充電は「急速充電DC(CHAdeMO)」と「普通充電:AC 200V」の2方式に対応しています。
モーター出力は160kW(217PS) / 4,400~9,000rpmです。モデル3(RWD)が283PSくらいなので、加速性能はモデル3よりもやや劣ります。

分類IONIQ 5IONIQ 5 VoyageIONIQ 5 LoungeIONIQ 5 Lounge AWD
交流電力消費率(WLTCモード/自社測定値)(Wh/km)131132132142.4
一充電走行距離(WLTCモード/自社測定値)(km)498618618577
モーター型式EM17EM17EM17EM07 / EM17
モーターの種類交流同期電動機交流同期電動機交流同期電動機交流同期電動機
最高出力 (kW(PS) / rpm)125(170) / 3,600~7,400160(217) / 4,400~9,000160(217) / 4,400~9,000225(305) / 2,800~8,600
最大トルク (N•m(kgf•m) / rpm)350(35.7) / 0~3,200350(35.7) / 0~4,200350(35.7) / 0~4,200605(61.7) / 0~4,000
駆動用バッテリーの種類リチウムイオン電池リチウムイオン電池リチウムイオン電池リチウムイオン電池
総電圧 (V)523653653653
総電力量(バッテリー容量)58.072.672.672.6
充電装置:電流タイプ(充電用ポート仕様)普通充電:AC 200V普通充電:AC 200V普通充電:AC 200V普通充電:AC 200V
充電装置:電流タイプ(充電用ポート仕様)急速充電:DC(CHAdeMO)急速充電:DC(CHAdeMO)急速充電:DC(CHAdeMO)急速充電:DC(CHAdeMO)
hyundai公式HPより

乗ってみて感じたこと(主に良い点)

静粛性が高い

モデル3と比べて車内の静粛性が高いと感じました。風切り音やロードノイズがほとんど聞こえません。空力特性が優れているのか、遮音材がぎっしりつまっているのか?あれだけ静かであれば音楽も楽しめそうです。

ホイミン
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モデル3は床下からのノイズが大きい印象ですが、IONIQ 5はそれがほとんど感じませんでした。

楽な運転姿勢

モデル3はセダンタイプなので着座姿勢が異なるのは当たり前ですが、IONIQ 5はしっかりとした椅子に座っているような感覚で運転がしやすいですね。
乗り降りも楽ですし、腰への負担も少ないと思います。長時間運転でも疲れなさそうです。

ホイミン
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間違いなくモデル3よりも乗り降りはしやすいです。

乗り心地がフラット

これは普段モデル3に乗っているからかもしれませんが、路面からの細かい突き上げはあるものの、乗り心地はフラットでフロア振動も少ないです。19インチにしてはしなやかな足回りと感じました。

ホイミン
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後ろに乗っていた友人も大きな突き上げや弾むような感じもなく乗り心地は良好、とのことでした。

後席は広い

前席も十分な広さがありますが、後席の広さにビックリしました。モデル3と比べると相当広く、足を伸ばせるくらいのゆとりがあります。また運転席からでも後席シートのスライド調整が可能です。

ホイミン
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後席の写真を撮り忘れましたが、後席もゆったりと座れるので旅行などで長時間座っていても疲れなさそうです。ファミリユースにも使える1台ではないでしょうか。

開放感のサンルーフ

IONIQ 5もモデル3と同様に天井がガラスルーフとなっており、とても開放感があります。
ロールブラインド付で電動で開閉できるので、日差しの調整ができます。
モデル3はブラインドが付いていないので、夏場は車内が暑くなりがちですが、IONIQ 5は暑いときはブラインドを閉められるので良いですね。

純正BOSEスピーカーの音質が良い!

試乗したモデルには「BOSEプレミアムサウンドシステム」が装備されていて、少しだけ音楽を聴いてみましたが、音質はとても良いです。
これだけ音質が良いとオーディオを楽しみたくなりますね。モデル3のスピーカーの音質はそこそこ良いですが、IONIQ 5のほうが静粛性が高いこともあり良く感じましたね。

ヘッドアップディスプレイは良い装備です

IONIQ 5にはARヘッドアップディスプレイが装備されており、ナビ案内や速度などの走行に必要な情報がフロントガラスに映し出されます。視線を動かす必要がなくなるので運転に集中できますね。

ホイミン
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正直、モデル3にもヘッドアップディスプレイは欲しいなと感じました(´;ω;`)

速くはないが十分な加速力

RRモデルのモーター出力は217PSなのですごく速いわけではありませんが、必要にして十分な加速力です。
エコ、ノーマル、スポーツの3つから走行モードを選ぶことができ、スポーツにすると鋭い加速を味わえます。

ホイミン
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首がもっていかれるほどの暴力的な加速を味わいたい方はモデル3をお勧めしますが(笑)

まとめ

30分ほどしか試乗できませんでしたので、ナビゲーションなどの細かい装備や機能までは確認できませんでしたが、電気自動車としての完成度はとても高いですし、現時点で発売されているEV車の中では「IONIQ 5」は魅力的な1台だと思います。

モデル3(RWD)の価格が約600万円(2022年7月現在)まで上昇しており、更に価格が上がる可能性があります。「IONIQ 5」の一番安いモデルは479万円で購入できるので気になっている方は一度試乗することを強くオススメします。

⇩モデル3(RWD)のレビュー記事はこちらにまとめています(‘ω’)ノ⇩

ホイミン
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今度は日産サクラでも試乗しようかな( `ー´)ノ

最後までお読みいただきありがとうございます。
ではまた次のブログで(^^)/

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